2012年7月24日

農林水産省消費・安全局
動物衛生課

テラマイシンの耐性菌他

前略

いつもお世話になっております。7月13日に豪州から愛媛に着いて、知人から日本養蜂はち

みつ協会の新聞を見せられました。テラマイシンのことがありましたので、お手元にあることは存じ

ていますが、添付@2012年4月25日発行を同封いたします

追加試験で半年後には認可を申請の予定とあります。ミツバチ不足の対策の一部として、蜜源

対策などと一緒に対応されていることはお聞きしています。この新聞記事にはテラマイシン認可には何の問題も障害もないように書かれています。

古くから予防的に使われているテラマイシンに由来する耐性菌のことは2005年ごろに玉川大教授などが発信元でずいぶん話題になったのですが、今回のミツバチ不足対策の中で、国内外の蜂蜜の品質や動物衛生の見地からの論議がされたようには思えません。消費者の安全と安心が軽視されており、守られているようには思えません。行政側からの長年振興しながら保護されていながら、衰退した養蜂に関わり続けた日本養蜂はちみつ協会などに対する厳しい対応が必要と思われます。
 改正養蜂振興法に絡み、予算と代議士が付き、協会が予防的にテラマイシンを販売斡旋するような利権が絡むと何でもやって良い、何でもできるのでしょうか。予算獲得して代議士と懇ろのようになり、抗生物質やダニ剤を売るために協会には天下り役人がいるとも見えます。

629日のファックスで、2012331日付けXX氏の回答は詭弁であると書きました。豪州政府は目視の検査では不十分と判断していました。

その理由は

A proposal to impose some temporary testing is being considered by the Japanese Government.」です。

日本への輸出のために簡易検査の実施を検討しているという豪州関係者からの情報です。

 2012331日付けXX氏の詭弁、まやかし回答に代わる返事を再度いただきたい。当事者である豪州側養蜂業者や私が納得できる内容を要求いたします。

あらゆる情報に最も詳しいXX課長又はXX審議官に再度お願いします。

極秘参考資料

Sent: Thursday, February 14, 2008 2:41 PM

Subject: export of bees to Japan[SEC=UNCLASSIFIED]

Dear XXXXX,

As discussed, AQIS is currently unable to certify the Japanese importing country requirements for bees from some states. I have attached the Japanese import requirements.

It appears that only Western Australian and Victoria have all the required notifiable diseases listed in the Japanse importing country requirements. AQIS has approached the Queensland and NSW State DPI to attempt to get all the diseses lised as notifiable diseases to facilitate exports. For Queensland the diseases not on the notifiable disease list are Chalkbrood and Nosema.

AQIS has also contacted the embassy in Tokyo to find a way forward for NSW exporters. The only disease not on the notifiable disease list in NSW is Nosema. A proposal to impose some temporary testing is being considered by the Japanese Government.

I am happy to provide further information or clarification if required.

Regards


Senior Veterinary Officer

今後の動物衛生課による国民のためにある消費・安全局の目線と対応に注目しております。すでに数年間もやり取りが続いて当事者の転任もあり、問題の本質を見失うことのないように本文や過去の文面を公開することがありますので、ご了承ください。

草々

越智 孝

写し、愛媛県関係者、養蜂家など

    有限会社 ビーライン